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2013年6月

2013年6月21日 (金)

この本一冊で自虐史観から脱却できます。

 水間政憲著「ひと目でわかる日中戦争時代の武士道精神」を読みました。水間氏は著名な歴史研究家、ジャーナリストで、その原史料を発掘する執念に感服しています。この本にも旧日本兵の汚名を晴らさんとする執念を感じます。載せられた写真を一目見ただけで、軍律正しい日本兵が彷彿とします。子供達と遊ぶ兵隊さんは故郷に残した自分の子供達を思い出していたのでしょうか。

 私の父は精強をうたわれた熊本6師団に徴兵されました。ノモンハンに征くところを新兵の指導係で残されたそうです。征っておれば私はこの世にいなかった。父から、夜に日を次いで上海から南京に攻めあがった6師団の話をよく聞かされました。カラオケで「麦と兵隊」という軍歌を聞くと、情景が浮かび上ります。当時、中国は軍閥がはびこり、一般人はその乱暴狼籍に苦しめられていました。日本軍が攻めて来ると彼らは「三光作戦」といって、何もかも焼き尽して逃げたのです。ですから、日本軍が進駐して、軍律厳しい日本兵に接して市民はほっとしたのです。

 河村名古屋市長が、お父さんから終戦時南京にいて、市民に大事にされたという話をして、一時騒ぎになった事がありました。中国や反日日本人がいうように、日本軍が30万人も虐殺したのなら、そんなことはありえない筈です。虐殺がなかったことは、この本を見れば一目瞭然です。是非、日本人みんなに読んでほしい、特に渡辺淳一氏には。そして自虐史観から抜け出してほしい。中国人がこの本を見ればあの残虐記念館が恥ずかしくなるでしょう。

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2013年6月19日 (水)

匿名の方への返事

 先日、東久留米消印で匿名の方から葉書が届き、「6月6日号週刊新潮の渡辺淳一さんの『あとの祭り』を読んで、感想を新聞に発表して下さい。楽しみに待っています。」とありました。

 私は週刊新潮は毎週読んでいます。渡辺淳一氏の記事を読んであんまりだと思い、「政治については、門外漢のようなので、性の探求に専念してほしい」旨ツイートしました。  残念ながら、私の感想を発表してくれる新聞はなさそうなので(あればいいのですが)ブログでの発表に代えさせていただくことにします。葉書の文面は以下の通りです。

 「6月8日読売新聞で(日本人をおとしめようとしている)のあなた様の記事を見ました。そんなに朝鮮人は弱虫だったのかの発言にやはり戦争をしらない人はダメだと思いました。日本人だって軍に反抗心をもったら特高に引っ張られてゴウモンを受けたり、コワイコワイ時代だったんですよ。まして朝鮮人、支那人とさげすまれていたのにそんな事出来るわけないでしょう。平和な時代に生まれた人には想像つかないのにおかしな発言しないことです。国民を代表する政治家として全く何も知らないで恥ずかしいですね。やはりあの時代を過ごした人でないと分からず、これから先が心配ですね。
中山さん是非読んでください。6月6日号週刊新潮の渡辺淳一さんの書かれた「あとの祭り」の記事、私もあの時代を少し知るものとして全く同感です。そして読んだ後是非感想を又、新聞に発表して下さい。楽しみに待っております、必ず読んで下さいね。」
書き足りなかったのか、表の方に次のようにあります。
「太平洋戦争前の事からていねいにドイツの様にいいも悪いもきちんと正しく学校教育すべきです。中山さんも歴史教育をきちんと受けてないですよね。政治自体がくさいものにフタで都合のわるい事は教えてこなかったから、中山さんのようになりますよ。

なお、6月6日週刊新潮の渡辺淳一氏の記事、「橋下発言から見えてくるもの」の概要は以下の通りです。
「…橋下代表の意見で問題になるのは、かつての中国大陸での日中戦争のときのことを、はっきりわかっていない点である。この時、日本軍は圧倒的に優勢で、中国大陸、各地を侵攻した。従軍慰安婦が徴発されたのは、そのような背景の下である。いわば、中国人女性にとっては自分の国が侵略され、同胞の男性が日本人に撃たれたり、殺されている。
 そういう情況の下で、自ら好んで、敵軍の慰安婦になる女性がいるだろうか。…もし、その種の女性が絶対に必要、というのなら、日本の女性を現地に派遣させたらよかったではないか。…中国人女性を勝手に拉致して、慰安婦にしてしまった。そのことは、当時は自分達は強いのだから当然、と思っていたかもしれないが、被害者側はそうは思わない。…
 …どうしてこういう非常識な政治家が生まれたのか。その根本原因はどこにあるのか。 ここで、もっとも問題になるのが、日本の学校が、太平洋戦争に負けた以降の戦後教育を、きちんとおこなってこなかったことである。
 なぜ、中国や朝鮮を侵略して、朝鮮を植民地にしたのか。そのうえで、これらアジア諸国に対して、いかなる横暴、略奪をくり返してきたのか。 わたしはこの時期、子供ながら炭鉱町にいたので、いろいろ聞かされ、一部、それらしい情景を目撃している。
 さらにこれら日本軍の行為を批判し、抑圧しようとしたアメリカに、開戦の宣告もなく、卑劣な奇襲攻撃(真珠湾攻撃)をしかけたこと。 こうして、太平洋戦争が始まった経緯などのほとんどは、学校では正確に教えられてこなかった。… それらは二十世紀初頭から敗戦にいたるまで、日本国が犯してきた屈辱的な部分である。それだけに、それらを日本の教師が子供たちに教えるには、あまりに辛く、悲しすぎた。… 近代の明治、大正、昭和は曖昧に、ほとんど教えないのが常だった。 これでは、橋下代表のような無知で身勝手な人が出てくるのも無理はない。
 とにかく、日本人は近代日本のマイナスなるものには、すべて目を閉じ、蓋をしてきたことはまぎれもない事実である。」

これを読んだ私の感想は以下の通りです。
 私は終戦時2才でしたから、もちろん戦時中のことは知りません。渡辺氏は私より丁度10歳上、昭和8年生まれですから、終戦時12才です。私も12才の頃には周りのことが少しずつ分かるようになっていましたから、あの時代を過ごした匿名の葉書の方と同様、渡辺氏も子供ながらいろいろ聞かされ、それらしい情景を目撃していたかも知れない。しかし、逆に世の中には子供の目には見えない様々な事があるのも事実です。それは後年教育によって学ぶしかありません。それも正確な史実に基づく教科書によって。
 渡辺氏にいちいち反論すると長くなりますが、先ず、今問題になっているのは朝鮮半島における従軍慰安婦の問題であり、日本の官憲が中国女性を勝手に拉致して慰安婦にしたという話は事実誤認です。そして慰安婦のほとんどは日本の女性であり、日本軍の行く処へ後からついて行ったのです。
 そして、(もっとも問題になるのが日本の学校が、太平洋戦争に負けた以後の戦後教育を、きちんとおこなってこなかったこと)とあります。私もその通りだと思います。太平洋戦争に負ける以前の明治維新からの近現代史を史実にのっとって正しく教えてこなかったことが一番の問題です。
 (20世紀初頭から敗戦まで日本が犯してきた屈辱的な部分を子供たちに教えるにはあまりに辛く悲しすぎた)というのはよく理解できません。(日本人は近代日本のマイナスなるものにはすべて目を閉じ、蓋をしてきたのはまぎれもない事実である。)と言われますが、日本の自虐教育は従軍慰安婦の問題にしても南京事件にしても、わざわざマイナスなるものを捏造してまで子供達に教え、辛く悲しい思いをさせてきたのではないでしょうか。
 渡辺氏も炭鉱町で朝鮮人が酷使されるのを目撃されたのかも知れません。しかし、シベリアで日本人が極寒の中で強制労働させられ亡くなっていくところは見ておられないでしょう。自分が体験したことだけで全てを判断してはいけないと、私はいつも自戒しています。(以上)

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