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2011年9月

2011年9月16日 (金)

泥に頭を突っ込む危険なドジョウ内閣

 野田のドジョウ内閣が誕生して初めての臨時国会が開かれています。会期は4日間ということで、総理の所信表明演説とそれに対する代表質問で終わりということです。

 総理が代わって予算委員会を開かない臨時国会というのは経験したことがありません。民主党の国対委員長がいみじくも言ったように野田内閣は不完全内閣で、とても予算委員会の審議に耐えられないという判断があったのでしょう。第三次補正予算の編成作業に専念したいと言う説明にも納得がいきません。政治主導で大まかな方針を出し、後は役所で詰めさせればいいのです。不慣れな大臣が見当はずれのこまごました指示を出したらそれこそ大変です。

 鉢呂経産大臣が死の町とか放射能をうつすとか発言したことで責任をとって辞任しました。いろいろ言われていますが、あまりに幼稚、自覚が足りません。大臣が就任後短期間で辞任した時には、私が国交大臣を5日間で辞任したという事が繰り返し報道されます。私の場合は、日教組発言を撤回しなければ民主党が予算委員会の審議に応じないという事で辞めざるをえませんでした。

 麻生内閣は誕生早々、折からのリーマンショック不況に対処する為の補正予算案を一気に成立させ、10月26日とも想定されていた解散総選挙に備えなければなりませんでした。マスコミ等から失言と非難されましたが、私は日教組発言は間違っていないと思っていましたから、撤回するわけにはいきませんでした。従って辞任するしかとるべき道はありませんでした。

 しかし、私の発言に対して同僚大臣から「中山大臣は間違っている」と批判され、援護する声がまったく上がらなかったのは今でも大変残念に思います。ただ1人、橋下大阪府知事からエールを送られたのがせめてもの救いでした。
 
 鉢呂大臣の発言より、もっと問題にすべきは一川防衛大臣です。「自分は防衛問題に素人だからこれが本当のシビリアンコントロールだ」という発言には開いた口が塞がりません。どこの国でこのような防衛大臣が務まるでしょうか。即刻首の筈です。これが大問題にならないところに日本の外交、防衛問題の宿根があります。蓮舫大臣も中国の講演で日本の教育に言及し、まだ中国侵略の反省が足りないと中国側をヨイショしました。明らかな反日政治家です。

 その他、前回も書きましたように、各大臣とも叩けば埃が出る、或いはちょっと追求すればすぐボロが出るような閣僚が並んでいます。ドジョウ内閣は泥に頭を突っ込んでいるしかないのでしょう。

 それより問題なのは、輿石幹事長に権力が集中する民主党の独裁体質です。中国に行くと市長や知事にあたる人の上座に必ず共産党の書記と称する人が座ります。中国では共産党が全てであり、国会も行政機関も司法組織もその下令化にあります。日本の民主党もそれを模範として党主導の政治を行っています。国会を軽視しているのはその現われであり、これからますます党の独裁色を強めていくでしょう。国民の目の届かない所で、独断的な政治が行われることを怖れます。

 輿石幹事長の報道規制や前原政調会長のアメリカにおける武器輸出3原則の見直し発言などに既にその兆しを見ることができます。前原大臣が中止を宣言した八ッ場ダムが1番効率的な洪水対策であるという結論を最近国土交通省の審議会が結論づけています。

 私達はこれからどんな独断的な日本国民の為にならない政治判断が繰り出されるのか注意深く見守っていかなければなりません。民主党議員は長い野党時代、自民党政府を攻撃する為にその時々のイッシューはよく勉強しましたが、全体としての政治、経済、社会、防衛等についての勉強が不足しています。素人の大臣以下政務3役と、各省に入り込んでいるプロの工作員が日本の国家解体のために知恵を絞っています。そして、一旦手にした権力は絶対に手放さないよう、解散はせず、選挙はぎりぎりまで引き伸ばそうとするでしょう。

 昨日まで東京に4,5日滞在して、地下鉄に乗ったり新宿等に出かけました。地下鉄で聞こえてくるのは大声の中国語、焼肉屋やコンビニで働いているたくさんの中国人、乳母車で公園に集まり中国語で談笑するお母さん達、声が大きいこともあり、中国人が急増していることを実感します。

 民主党政権になってどういうわけか法務大臣だけはとびきりの左翼が続いています。そして法務省管轄の入管の手続きを緩和し、どんどん中国人を入れ込んでいるのです。日本の企業を買い、ホテルやマンションを買い、国有地や水源地まで手を伸ばしている中国です。尖閣列島付近に中国が艦船を出していることは日本のマスコミも報道していますが、これは陽動作戦であり、目に見えないところで内外の反日勢力が着々と「間接侵略」を進めているのです。民主党政権が続けば1日1日日本が侵食され、日本の屋台骨が揺さぶられていきます。

 フジテレビに代表されるテレビ界もそうです。一国を押さえる為にはまず、マスコミを握ること、これは先進国でも今問題になっている中東も行われていることですが、日本でも着々と進められています。明日のお台場の集会や花王本社へのデモが今後どう発展するか注目していきたいです。

 菅前総理の両親についての情報もまったく報道されませんでしたね。個人情報保護法の制定もそうでしたが、彼らは日本占領の戦略を着々と進めていることに日本人は早く気付くべきです。

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2011年9月 4日 (日)

野田内閣が誕生した

 民主党代表選挙は、2位の野田氏が1位の海江田氏を決戦投票で逆転して勝利し、野田氏が総理大臣に指名された。報道されたように、早期の解散総選挙を回避したい議員心理、反小沢やさまざまな思惑が交錯した結果である。ドジョウが漁夫の利を得た。

 それにしても辞任直前に朝鮮学校の授業料無償化を文科大臣に指示した菅総理には驚いた。在日朝鮮人からの献金や拉致加害者が関係する政治団体への巨額寄付等、マスコミが問題にしなかったこともあってうまく逃げおおせた菅総理であったが、無償化指示を見ると、窺い知れない深い闇を見る思いだ。

 しかし、1日居座られたら1日国益を損うと懸念していただけに、退陣にはほっとした気分だ。早速大きな宿題を与えられた野田氏だがこの問題をどう裁くか第一の試金石になろう。    

 昨日、発表された新内閣の布陣を見ると何ともいえない不快な気持になる。バランスが取れているとか評価する向きもあるが、それは派閥がらみの見方であり、国家的な観点からは別物である。特に、今重要な財務大臣、防衛大臣、経産大臣に畑違いで造詣も深くなさそうな人物が登用されており、国家的な緊急課題に真剣に取り組む姿勢が見られない。

 山岡国家公安委員長もこれまでの経歴から見て、その任にふさわしいとは到底思えない。組閣に当たって自民党時代のような身辺調査などしていないのであろう。それとも民主党政権下では対マスコミであまり神経質にならなくてもよいのだろうか。蓮舫大臣に至っては事業仕分けで有名になったが、スパコンや堤防、ダム、学校の耐震工事など、まるで反対の仕分けをしていたことを忘れたのか。他に人材がいないとはいえ、どうしてこういう人物が登用されるのか不思議でならない。

 野田新首相はA級戦犯に対する認識で、国家観、歴史観を持った人物と見ていたが、記者会見で早速、靖国参拝はしないと明言した。いささか失望したが、もし、野田首相が靖国参拝でもしたらそれこそ自民党の出る幕はなくなるであろう。

 しかし、私にとっては輿石幹事長が一番問題のように思う。「教育に中立などありえない、政治で教育を変える」と公言した元日教組のボスである。文科大臣も問題そうだが、軽量の文科大臣など吹き飛んでしまいそうで、「日教組による日教組のための日教組教育」を党主導でやられてはたまらない。それでなくても民主党は中国共産党のように、党が全てであり、国会という国民の目の届くところでない所で強引な政治が進められることを懸念している。

 内外共に問題山積の今の日本であり、野田内閣は単に民主党という政党の存亡だけでなく、日本の命運を決するような政権になるような気がする。日本の将来のために熟慮し、果敢に政治を進めてもらいたいものだ。

 脱官僚などと言って官僚を遠ざけるのではなく、彼らの持つ情報力、組織力を生かした政治が必要である。特に円高の是正は喫緊の課題である。現状の円高が続けば、企業の半分が海外移転を考えるという調査結果も出ている。

 地方にいると日々庶民の生活が貧しくなっていることを痛感する。街に飲食に出かける人も少なくなり、繁華街も近々店を閉めるという話が持ちきりだ。列を作って並んでいるタクシーの運転手も手取りが7,8万しかなく、家族がいると生活していけないとこぼしていた。

 世界的にも一部を除き景気は悪化の一途を辿っており、失業率は高止まりしている。働きたい人に仕事を与えるという事が今世界的な課題になっている。しかし、農業も機械化で手がかからなくなり、工場もロボット化等により人員は削減される。ネットの普及により、いわゆる対面での営業マンが要らなくなっている。こういった経済社会の変化の中で、どのようにして雇用の場を作り出していくかが為政者の大きな責務になっていることを感じる。

 医療とか介護、教育、教養、旅行、娯楽など、豊かになった経済を元に、より人々の向上心を満たし、人生の幸せを増進させるようなきめ細かなサービス業の拡充が1番の方策であろう。更に日本の持ち味を生かした、高度の科学技術研究や開発部門に雇用が吸収されるような政府の政策誘導も必要である。     

 その前に、このデフレを止め、先行き物価が少しづつでも上昇するという機運を作り出すことがどうしても必要である。今言われているような復興増税などは眞逆の悪策だと考える。いつも言うように民間が元気がないときは、政府が仕事を作り出さなければならない。先行きに明るい展望が見えたとき人々は動き出す。

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